記念すべき、VAKUVAKU初のレビュー記事です。
さて、夜長の秋、みなさんはいかがお過ごしでしょうか。
「夜眠れなくて、ついついスマホを使ってしまう。」
そういう方も多いのでは?
でも、「ゴロゴロ充電しながらスマホを触るのはケーブルが邪魔。」
なんてこともあるかもしれません。
てことで、そんなあなたに、Qi対応モバイルバッテリーをご紹介します。
そもそもQiとは
Qiとは、ワイヤレス給電の国際標準規格のこと。
あまり浸透していない気がするのですが、iPhoneでは8以降のモデルでQiに対応しています。
ちなみにQiとは「気」の中国語読みから来ているのだとか。
クラウドファンディングで商品化が実現した”Prelude”
今回、Qi対応モバイルバッテリーからピックアップしたのは、“Prelude”というプロダクトです。

Preludeは、クラウドファンディングでプロダクト化に成功したアイテム。
ナノ吸着パッドという特殊素材でスマートフォンにしっかりくっつけられるので、充電しながら通話をしたり、ケーブルにとらわれずにウロウロしたりできます。
バッテリー容量は5,000mAh。
重さは160gで、これがなかなか軽い。
ワイヤレス充電時の最大出力は10Wです。
本体のデザイン
オモテ面には、ロゴとバッテリー残量を示すライトがあります。

裏面はマグネット式のケースが覆ってます。
割と強めの磁石で固定されているところに好感を抱きます。

このケースを取り外すと、噂のナノ吸着パッドが出現!
これを綺麗に保つためのケースなわけですね。
早速充電してみる
さて、ケースを取って、早速充電してみます。

筆者自身、ワイヤレス充電といえばApple Watchしか経験がないのですが、やはりケーブルを挿さずに充電が開始される気持ち良さは他にないですね。
完全ストレスフリー。
ケーブルほどの速さはないが・・・
Qiが世の中であまり普及していない原因の一つに、充電スピードの遅さがあります。
Preludeも例外ではなく、確かに、ケーブル充電のような充電スピードはありません。
しかし、そもそも充電スピードが必要なのは、
「電源のある場所に滞在する時間が限られているから」とか、「ケーブルが煩わしいから早く外したい」
といったような理由なのではないでしょうか。
吸着パッドでしっかりと固定され、普段と同じようにスマートフォンを使いながら充電できる“Prelude”には、そのような急速充電の必要性がないように思います。
ちなみに、Preludeは、USB-Cからの給電も可能。
その際の最大出力は15Wになります。
モバイルバッテリー、これなら持っててもいいかも

実は筆者、モバイルバッテリー持ってないんです。
いろいろありすぎて、決めきれないというのもその理由のうちの一つです。
そういうわけで、基本はACアダプタとLightningを持ち歩く派なのですが、
今回、Preludeを使ってみて、「これなら持っててもいいかも。」となりました。
その理由は主に2つ。
理由① 「ワイヤレス充電の未来感とスタイリッシュさに数多の似たり寄ったりなデザインからはっきりとした差があるので、買ってみるか、と思える。」
理由② 「誰かに貸すときに『え、ワイヤレスなの?!すげえ!』と話題になりそうだから。ただし、相手がQi非対応デバイスだった時の気まずさは他にない。」
とにかく、ワイヤレス充電がここまで便利だと思わなかったので驚きでした。
みなさんもぜひワイヤレスモバイルバッテリーの便利さをその手で確かめてみてはいかがでしょうか。
