例年、米ラスベガスで開催されている電子機器の世界最大の見本市、CESが今年も開催されました。
CESとは?
Consumer Electronic Showでは毎年新しい電子機器の製品が出展され、最新のテクノロジーの見本市として様々な企業、エンジニア、メディア、投資家などから注目を集めています。日本からも多くのテクノロジーのメディアが参加しました。今年も様々な製品が出展され、464個もの製品がイノベーションアワードを受賞したようです。
イノベーションアワード以下の基準で選べれている。
- デザイン
- エンジニアリング
- 消費者市場にもたらすイノベーション
今年はディープラーニングのプロセッサから口内の汚れの蓄積を検出するスマート歯ブラシまで幅広い製品がアワードを獲得しました。28個のカテゴリーの中で今年、最もイノベーションアワードの受賞が多かったカテゴリーはスマートホームで、ついで Haelth&wellness、 Tech for Better Worldのカテゴリーでした。
その中でも注目が集まった製品をピックアップしてみましょう。
最も注目の集まった製品
Bluefin
Bluefinは水温、圧力、pHレベル、塩分、深さを測定する魚用データレコーダー。Bluefinを使うことによって目で観察ができない水中の生物の行動をとらえられる。既存のデータレコーダーと比べて圧倒的に軽い2.4グラム。
Climate360 smart bed
スマートベッドは動きやいびきなどを感知して、しなやかさや快適さを自動的に調節するなど様々な工夫が施されている。このSleep Numberのスマートベッドは現代社会においてかかせない存在になりそうだ。

Code Jumper
Code Jumperは視覚しょうがい児のプログラミング学習を支援しています。

LG SIGNATURE OLED TV RX
LGのロール式、自動巻き取り対応の65インチ有機テレビは日本でも発売への期待が高まります。

Bosch Virtual Visor
バーチャルバイザーAIを使って太陽の眩しさを判断し、自動車のドライバーの視界を遮るのを防ぐ。

NextMind
NextMindは最新のデバイスを発表。このデバイスは脳の視覚野からシグナルを読み取り、人が何に注目しているかを判断。

Planty Cube
モジュール式による垂直農場、”Planty Cube”は単位面積あたりで通常の農地の数十倍を超える野菜を生産することができる。

St Noire – an Alexa Hosted Cinematic Board Game
Amazon Alexaが搭載した映画ボードゲーム。ハリウッドレベルのサウンドデザインと音声アクションが特徴。

Meeting Owl Pro
Owl Proは最新のビデオ会議用カメラMeeting Owl Proを出展。360度カメラ、マイク、スピーカーが搭載されている。

これら受賞した製品は消費者市場に出てきて私たちの生活にに大きな影響をもたらすでしょう。来年のCESに出展される製品にも期待が高まります。