みなさんは、CES(Consumer Electronics Show)というイベントをご存知だろうか。
毎年1月にラスベガスで行われる世界最大級の電子機器見本市なのだ。
そんなCESには、世界中から多くのプロダクトが集まる。
中にはまだ一般発売されていないような試作品も。
ガジェット好きにはたまらないイベントなのだ!
しかし、残念なことに一般公開はされておらず、私たちはメディアのレポートを首を長くして待つしかない。
さて、そんなCESで取り上げられたガジェットたちは、2019年も半ばとなった今、一部ではあるが私たち一般市民の手に届くようになってきた。
今回は、そんな2019年を輝かせるイケてるガジェットを紹介したいと思う。
目次
Lenovo Smart Clock

(Image:LENOVO smart CLOCK)
これぞ、令和時代の目覚まし時計。
なんでも「スマート」という枕詞が置かれるようになった令和時代だが、目覚まし時計もスマートに。
Googleアシスタント搭載のLenovo Smart Clockは、話せる目覚まし時計。
「おはよう」の一言で、その日のニュースや天気、スケジュールをチェックできる。
また、就寝前には、「おやすみ」の一言で、Googleアシスタント対応の照明をオフにして、スマートフォンをマナーモードに設定し、リラクゼーションサウンドの再生などができる。
つまるところ、Googleアシスタントができることができるスマート目覚まし時計なのだ!
まるで、見えない執事がいるようだ。
Withings Steel HRサファイアシグネチャー

(Image:Withings)
フランスの時計ブランドWithingsが発売したスマートウォッチ、Steel HRサファイアシグネチャー。
ほとんどアナログ腕時計で、デザイン性が高く高級感を感じさせる。
歩数計測やインドアサイクリングなどのアクティヴィティを記録したり、GPSと接続して走行距離やペース、標高を計測が可能だ。
「スマートウォッチらしくないスマートウォッチ」が最近のトレンドなのだろうか?
あなたはゴツゴツしいメカっぽいデザインがお好き?それとも、シンプルでスタイリッシュなデザイン?
Mophie Juice Pack Access

(Image:Shop ZAGG.com)
Lightningアダプタで有線イヤホンをお使いの方に朗報です。
ワイヤレス充電器をケースにしちゃったのがMophie Juice Pack Access。
充電にLightningケーブルを使用しないので、有線イヤホンでも自由に使うことができる。
すごいのは、ケースごとQi対応の充電器に載っけられるところ。
そのまま充電ケースがチャージされる仕組みになっている。
(*日本未発売)
Waverly Ambassador Translator

(Image:9to5mac.com)
通訳はもうすぐいらなくなってしまうの?
こちらは、ヘッドフォン型の翻訳オーディオデバイス。
海外出張での会議で使えそうなガジェット。
コミュニケーションを行う2人のそれぞれの片耳につけて、互いに話しかけると自動で翻訳してくれる。
まだ、クラウドファンディング段階のアイテムだが、このアイテムが導く未来を想像してワクワクしてしまう。
Ember

(Image:Ember)
世界初、温度調節ができるマグ。
一定の温度を約1時間維持することが可能。
最初の一口から最後の一滴まで、飲み物が温かいなんて、逆に想像できない。
しかも、専用のモバイルアプリを使えば、自分好みの温度に設定することも可能だ。
アメリカのスターバックス、Apple Storeの公式取り扱い商品として人気の高い、Ember(エンバー) マグ。
コーヒー好きのあなたに、これからの時期ぜひ使ってみてほしいアイテムだ。
Moodo

(Image:moodo)
Moodo(ムードゥー)は、スマートディフューザー。
4つのカプセルを同時に使用することができ、そのバランスをカスタマイズすることで、様々な香りが楽しめるという仕組み。
ディフューザーというと、一つの香りを楽しむのが当たり前だったが、これがあればシチュエーションに応じて、すぐに香りを変えることができる。
スマホで調節できるのも、遊び心があっておもしろい。
Bose Frames

(Image:bose frames)
サングラスとスピーカーの融合。
Bluetoothでスマホと接続し、サングラスをかけたまま音楽を楽しんだり、ハンズフリー通話が楽しめる。
北米を中心に、スマートサングラスとやらが流行しているようだが、Boseはその主導権を握ることになるのだろうか?
日本での発売は今のところ未定のようだが、そもそもサングラスをかける人口が少ない日本では、あまり需要もないのかも?
Nanoleaf

(Image:nanoleaf)
未来の照明はパネル式だった。
Nanoleafは、壁に取り付けるパネル型のスマート照明。
三角のパネルを自由に繋ぎ合わせることで、様々なレイアウトが可能になる。
ただし、壁に取り付ける際は両面テープを使うというアナログスタイルなのでご注意を。
ライトの色はスマホで簡単に変更できるので、雰囲気に合わせて様々な演出が可能だ。
パーティーで盛り上がりたいあなたなら、きっとすぐに手に入れたくなるアイテムだろう。
GilletteLabs Heated Razor

(Image:Gillette)
大手カミソリメーカーのGilletteがクラウドファンディングを実施するやいなや、たちまち大人気となってしまったこちらのプロダクト。
電源を入れると1秒足らずで刃の下部が発熱。まるで蒸しタオルをあてたような快適さを感じながら髭を剃ることができるというもの。
髭剃りは時間との戦いだ。朝の限られた時間でいかに効率よく仕上げるか。
そんなときHeatet Razorがあれば、快適に、しかも素早く髭が剃れるのだから、こんなに素晴らしいことはないだろう。
量産化を期待したい。
Beats Powerbeats Pro Totally Wireless イヤフォン

(Image: Beats by Dre)
ワイヤレスイヤフォン市場はもうだいぶん前からレッドオーシャンと化している。
そんな泥沼激戦区なイヤフォン市場だが、BeatsのPowerbeats Proイヤフォンは、高い耐久性とバッテリーの寿命の長さを見事に兼ね備えた逸品。
もちろん、音質もBeatsだけあって、文句なしのバランスのとれた優れたサウンドだ。
Nreal Light

(Image:Nreal)
複合現実MR。それは、拡張現実ARと現実世界と融合させるミックスド・リアリティーのこと。
まだまだ馴染みのないMRだが、企業では活用事例もあるそうだ。
実際に見えているものの上に映像を重ねて表示することができるMRグラス。
2020年の一般発売に向けて準備が進められている。
何が見えるのかは、かけてからのお楽しみに。
KitchenAid Cook Processor Connect

(Image:KitchenAid)
KitchenAidが開発を目論む最新プロダクト。
料理中のマルチタスクをこなしてくれます。
例えば、野菜を炒めながら自動でかき混ぜたり、好みのサイズに材料を刻んだり、生地を練ったり、食品を蒸したり、重さを測ったり…
登録されたレシピからほぼ自動で料理を作ってくれたりする未来の調理器具。
もう、人間は料理をしなくてよくなるとでも言うのか。。。
Samsung QLED Smart 4K UHD テレビ

(Image:SAMSUNG)
QLEDスマート4KUHDテレビ・・・・ごちゃごちゃついて何が何だか。
量子ドットLED、略してQLEDは、簡単に言うと超鮮明な色が生成できる。
とってもビビッドな発色だから、結果キレイに観えるわけですね。
4Kとか、8Kとか、この先テレビはどうなっていくのだろう。。
LG OLED テレビ

(Image: LG)
QLEDの次はOLED。Oは有機ELのこと。
有機ELディスプレイの4Kテレビ。
これでもかというほど薄っぺらいのだ。
あと5年もすれば、テレビ台という概念は消えてなくなるかも。
Harley-Davidson LIVEWIRE電動バイク

(出典:Harley Davidson)
あのアメリカの老舗バイクメーカー、ハーレーから電動バイクが登場。その名も、LiveWire。
3.5秒で60マイル(96km/h)に達するパワーと、1度の充電で176kmの航続距離を誇るLiveWireは過去最強スペックの電動バイクとなる。
また、スピードメーターの部分は液晶ディスプレイが採用され、スマホとの連携も可能とのこと。
まさに「未来の乗り物」だ。
さて、ここまで2019年イケてるガジェットというテーマで、実に15種類のガジェットを紹介してきた。
世界には、まだまだ紹介し切れていない「イケてるガジェット」がたくさんある。
今後もぜひピックアップしていくことにしたい。